在留期間の更新を申請したのに、期限(満了日)までに結果が出ない。そんなとき、在留カードの期限は過ぎても、日本には引き続き在留できます。
この期間のことを「特例期間」といいます。
しかし、マイナンバーカードや銀行は、特例期間になっても自動では対応してくれません。
2026年10月1日から、在留手続きの手数料が改定されます。9月30日までに受け付けられた申請は、
許可が10月1日以降になっても従来の手数料が適用されるため、9月末に申請が集中する可能性があります。申請が集中すれば、
審査に時間がかかり、満了日までに結果が出ない方が増えるかもしれません。そこで、特例期間に入ったときの手続きをまとめました。
✅この記事でわかること
・マイナンバーカードの有効期間は在留期間満了日までです。
満了日までに市区町村で延長の手続きをしないと、カードが失効するおそれがあります。
・市区町村では、入管に申請したことの証明が必要です。入管への申請が先で、市区町村への手続きは後という順番になります。
・特例期間中も適法に在留できます。
特例期間とは? 何か月まで在留できる?
在留期間の満了日までに更新申請または変更申請をすると、次のいずれか早い日まで、引き続き従前の在留資格で在留できます。
- 許可または不許可の結果が出る日
- 満了日から2か月を経過する日
特例期間中は、在留カードの表面の期限が過ぎていても、適法に在留できます。在留カードは、引き続き携帯してください。
マイナンバーカードはどうなる? 満了日までにやること(二枚持ってる方)
外国人のマイナンバーカードは、有効期限が在留期間の満了日までに設定されています。在留カードを更新しても、マイナンバーカードの有効期間は自動では延長されません。
マイナンバーカードの特例期間延長の手続き
- 場所:お住まいの市区町村の窓口
- 持ち物:マイナンバーカード、暗証番号、入管に申請したことの証明
証明の例・・・カード裏面に「申請中」のスタンプが押された在留カード、または在留申請オンラインシステムの
「申請受付号通知メール」 - 本人が窓口に行くのが原則です(暗証番号の入力が必要です)。
注意点
特例期間延長の手続きはできません。カードは失効し、再交付には手数料がかかります(額は自治体により異なります)。 延長できるのは、最長で満了日から2か月後までです。
再延長はできません。 許可が出て新しい在留カードを受け取ったら、市区町村窓口に届出してください。
- 特例期間延長の手続きはできません。カードは失効し、再交付には手数料がかかります(額は自治体により異なります)。
- 延長できるのは、最長で満了日から2か月後までです。再延長はできません。
- 許可が出て新しい在留カードを受け取ったら、改めて市区町村での手続きが必要です。
特定在留カードの場合は?
特定在留カードは、在留カードとマイナンバーカードが一体になったカードです。入管の更新手続きと同時に処理できるため、許可が満了日までに出れば、役所へ行く手間が省けます。
ただし、満了日までに入管の手続きが終わらない場合は、満了日までに市区町村でマイナンバーカード機能の有効期間変更手続きが必要です。手続きをしないと、マイナ保険証として使えなくなる可能性があります。
特例期間に入れば、二枚持ちの方と同じく、満了日までに市区町村へ行く必要があります。
銀行口座は使える? 申請中であることを伝えるべき?
特例期間中も適法に在留できますが、銀行や携帯電話会社などは、在留カード表面の期限を基準に本人確認をしている場合があります。申請中であることを示す資料の提出を求められることもあります。
満了日の前に、ご利用の銀行などへ、更新申請中であることを伝えておくと安心です。
対応は、金融機関や会社ごとに異なります。
「必ず口座が凍結される」わけではありませんが、利用の制限や確認を受ける可能性があります。
「ぎりぎりの申請」に注意
満了日の当日に入管へ申請すると、証明を受け取ったあと、同じ日に市区町村の窓口へ行く必要があります。窓口の受付時間内に間に合わない可能性があります。満了日が土日祝日にあたる場合は、窓口が閉まっていることもあります。満了日の数開庁日前までに申請するようにしてください。
開庁日や受付時間は自治体ごとに異なります。お住まいの市区町村の案内をご確認ください。
よくある質問
Q1.満了日を過ぎてしまったら、マイナンバーカードはどうなりますか?
満了日を過ぎると、特例期間延長の手続きはできません。カードは失効し、再交付が必要になります。再交付には手数料がかかります。
Q2.特例期間は延長できますか?
マイナンバーカードの特例期間延長は、再延長できません。新しい在留カードを受け取ったら、期限内に改めて有効期間延長の手続きをしてください。
Q3.銀行口座は凍結されますか?
金融機関ごとに扱いが異なります。必ず凍結されるわけではありませんが、確認や利用制限を受ける可能性があるため、事前にご利用の銀行へ問い合わせてください。
まとめ
- 特例期間中も適法に在留できますが、マイナンバーカードと銀行は別に対応が必要です。
- 最も重要なのは、満了日までに入管へ申請し、満了日までに市区町村へ行くことです。
- 特定在留カードでも、特例期間に入れば同じ手続きが必要です。
- 早めの申請が、最も確実な対策です。
更新申請や、特例期間中の手続きでご不安な方は、お気軽にご相談ください。

