こんにちは 行政書士の寺園です。
今回は、ペットと暮らすすべての方に知っておいてほしい制度
「ペット信託」についてのお話です
🐶「わたしがいなくなったら、うちの子はどうなるんだろう…」
🐱「実家のにゃんこ、もしものとき誰が面倒みるの?」
そんな不安を感じたことはありませんか?
◆「ペット信託」って?
簡単に言えば、
将来、ペットのお世話をしてくれる人が困らないように
必要なお金を信頼できる人や仕組みに託しておく制度です。
ポイントは、お世話をする人とお金を管理する人を分けることもできるという点です
たとえば👇
飼い主(あなた)が
ペットのお世話をお願いしたい人(例:親族・友人・施設など)と
ペットのためにお金を管理する人(例:別の家族・信託会社)を決めて
「このお金はペットのごはん代・通院費などに使ってください」と契約で決めておく
これにより、あなたの代わりに(ペット)を守るしくみをつくることができます。
◆遺言だけではちょっと不安?
もちろん、遺言でも「この子のお世話を○○さんに頼みます」と意思表示はできます。
でも、次のような不安が残ります。
ペットは相続人になれない(=お金を直接「遺す」ことができない)
お世話のお願いに法的強制力がない
お金が本当にペットのために使われるか分からない
だからこそ、「信託契約」でルールをしっかり定めておくことが大切です。
信託をより安心なものにする「監督人」というしくみ
信託では、財産を託された受託者(管理者)が、きちんと契約どおりにお金を使っているかを
見守る存在として、信託の監督人を置くことができます。
これは特にペット信託では重要です。
なぜなら、ペット本人は「お世話されてない」「病院に連れてってもらえない」などの
不満を言葉で訴えることができないからです。
🐾監督人がいることで
受託者がお金をきちんと使っているかチェックできる
客観的な立場で、ペットの生活を守るために働く
つまり、ペットの代わりに声を上げてくれる存在ともいえます。
◆こんな方におすすめ!
✅ 高齢の飼い主さん
✅ 1人暮らしの方
✅ ペットの寿命の方が長くなりそうな方
✅ 子どもに迷惑をかけたくないけれど、ペットの将来が心配な方
◆ではペットの信託契約を具体的にはどうすればいい?
信託は法律行為なので、専門家と一緒に作るのが安心です。
当事務所では、以下のようなサポートを行っています
ペットとの暮らしや希望のヒアリング
お世話をしてくれる人・お金を管理する人の選定サポート
信託の監督人の有無や適任者のご相談
信託契約書の作成・アドバイス
◆まとめ:この子の“未来”を今から守ってあげよう
ペットは大切な家族です。
でも、人間のように意思表示ができないからこそ、事前の備えがとても大切です。
「ペット信託」は、あなたの想いとお金を“仕組み”にして、
あなたがいなくなったあとも、ペットが安心して暮らせるように支えてくれる制度です。
少しでも「うちの子の将来が心配」と思ったら、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたと、あなたの大切な“家族”の未来を、一緒に考えていきましょう。
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