親の介護が「そろそろ現実」に
50代・60代になると、親も70代・80代を迎えます。
入退院が増えたり、物忘れが気になったり…。
「親の介護が現実味を帯びてきた」と感じる方も少なくないでしょう。
とはいえ、いざ介護が始まるとこんな“困った”が出てきます。
保険証や診察券がすぐに見つからない
銀行口座や年金の手続きがわからない
介護の方針について家族の意見が少しずつズレて、不安が残る
準備不足のまま「その時」を迎えると、想像以上に慌ててしまうこともあります。
エンディングノートは「介護準備ノート」
保険証や通帳の保管場所
緊急時に連絡すべき親戚や友人の電話番号
医療や介護に関する本人の希望(在宅を望むか、施設を希望するか、延命治療をどう考えるか)
本人の意思が少しでも書かれていれば、家族が迷わず対応できるはずです。
最初の1ページだけで十分
「全部書くのは大変」「面倒だから後回し」――そう思う方も多いでしょう。
ですが、まずは最初の1ページだけでも十分なのです。
ノートの保管場所
緊急連絡先
保険証や通帳の置き場所
この3つを書いておいてもらうだけで、親の急な入院や介護の場面でも落ち着いて対応できます。
親に言い出しにくいときの工夫
「親にエンディングノートを書いてって言いにくい」――そんな声もよく聞きます。
そんな時は、
自分の分を少し書いて「一緒にやろう」と誘う
「介護が始まる前に確認しておきたいこと」と話題を変えて切り出す
といった工夫をすれば、自然に取り組めるでしょう。
まとめ:元気なうちに“安心の準備”を
介護は“その時”になってから考えると、家族も本人も本当に大変になります。
でもエンディングノートにどうして欲しいか書いてあれば、家族は慌てず、安心して介護に向き合えるでしょう。
エンディングノートは“死の準備”ではなく、家族を守るための介護準備です
元気なうちに、笑顔で書ける今こそ始めどきだと思います。
終活をもっと身近に
終活というと「まだ早い」と思われがちですが、実際には 介護の備え=終活の第一歩 でもあります。
大阪でもエンディングノートに関心を持つ方が少しずつ増えてきています
行政書士の立場から見ても「元気なうちに準備しておく」ことは家族の安心につながると感じます。
無理に一気に仕上げる必要はありません。
まずは 最初の1ページから、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
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